【電流とその利用31】静電気

金属のドアノブにふれたときにバチッとくる静電気。
なんかこするとできるみたいですが、どんな性質があるのでしょうか。

ということで、ストロー2本をポリ塩化ビニル管でこすって、1本のストローは真ん中を針で刺して回転できるようにして、もう1本のストローを近づけてみます。
2233-1.jpg

どうなるか、動画で見てみましょう。


針に刺されているストローは、近づいたストローから逃げるようにくるくる回っています。どのような仕組みで回っているのでしょう。

電気には+と-の2種類あります。物質には普通の状態では+と-の電気が同じだけあるので、どちらの性質ももっていません。
ところが2つの物をこすると、一方の物質の-の電気が、他方の物質に移動します。そうすると、-の電気をもらった方は-になり、-の電気が逃げてった方は、マイナスがなくなったのだから、+になります。
このとき、+またはーの電気を帯びることを帯電といいます。「+(-)に帯電する」なんて言い方もします。
2233-3.jpg

さて、2つの物質のうち、どっちがプラスでどっちがマイナスに帯電するかというのは、物質の組み合わせによって決まってきます。
それを表したのが帯電列という次のような図です。
2233-2.jpg
帯電列表で、左側にある物質が+、右側にある物質が-に帯電します。
たとえば、ポリスチレンとポリ塩化ビニルをこすり合わせると、ポリスチレンはプラス、ポリ塩化ビニルはマイナスに帯電します。
また、毛皮とポリスチレンをこすり合わせると、毛皮はプラス、ポリスチレンはマイナスに帯電します。
つまり、同じポリスチレンでも、こする相手によってプラスに帯電したりマイナスに帯電したりするのです。

2本のストローはポリ塩化ビニル管でこすったため、ポリ塩化ビニル管は-に、2本のストローは+に帯電したのです。
+の電気と+の電気は反発し合うので、1本のストローを近づけると、もう1本のストローが逃げるように回転します。


では、これはどういうことでしょう。

さっきとは逆で、ストローが引き寄せられていますね。

実は、2本のストロー、1本はポリ塩化ビニル管でこすったのですが、もう1本は、動物の毛皮でこすったのです。
するとポリ塩化ビニル管でこすったストローは+に、毛皮でこすったストローは-に帯電します。
それで、引き寄せるのです。

さらに、こんなことをしてみた。


手で持っているストローの片方の端を近づけると、針で刺されているストローは逃げていきます。でも、持っているストローの反対側の端を近づけると針で刺されているストローは近づいてきます。

もうおわかりですね。手で持っているストローは、片側をポリ塩化ビニル管で、もう片方を毛皮でこすったのです。

静電気には+と-の2種類があり、同じ種類の電気は反発し合い、違う種類の電気は引き寄せ合うのですね。


静電気については、かつて「ニュースとつながる理科のツボ」でも扱っていたので、そっちも見ておくと吉。


関連記事

コメント

Secret

月別・カテゴリー別はこちら

ご来場者数
スポンサードリンク
リンク
キーワードでお探しします
お手紙、待ってます(はぁと)!

名前:
メール:
件名:
本文:



この人とブロともになる

QRコード
人気ブログランキングへ
明日天気にな~れ!

-天気予報コム- -FC2-
今夜の月はどんな月?
CURRENT MOON
RSSリンクの表示