国立公文書館 企画展「ようこそ 歴史資料の宝庫へII ―未知なる場所への道しるべ―」2

吉宗が閲覧した「保定府志」(史139-0002)と「真定府志」(史139-0005)
「書物方日記」の記述と比べると「保定府志」の現状が異なっていますが、「真定府志」は同じです。したがって約300年の保存期間の間に「保定府志」の補修が行われていましたが、「真定府志」は当時のままの姿だということがわかります。
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唐蛮貨物帳 特114-0001
『唐蛮貨物帳』は、長崎に入港した中国船やオランダ商船の積荷目録です。この目録から、輸入品の品目・数量・価格や商船の積出港、船頭名などが詳細にわかります。
 正徳元年(1711)6月3日に入港した南京からの船の積み荷には、白檀(びゃくだん)や伽羅(きゃら)といった香料とともに、書籍が大量に輸入されていました。書籍も重要な交易品だったのです。吉宗が収集を命じた中国の地方志も、このように長崎から交易品の一つとして輸入され、幕府の蔵書庫である紅葉山文庫へ収蔵されました。
ちなみに光明朱、丹は水銀化合物で、顔料や薬に用いています。
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清俗(しんぞく)紀聞 184-0327
長崎に滞在する中国(清国)承認に行った聞き取り調査をまとめたものが『清俗紀聞』です。1795-97年に長崎奉行を勤めた中川忠英(ただてる)1753-1830は、部下の近藤重蔵(1771-1829)らを中国承認のもとに派遣し、中国の年中行事や日常生活について詳しく聞き取らせ、年中行事・居家・冠服・飲食などの13巻にまとめました。
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山海経(せんがいきょう)明(1368-1661)刊 309-0072
 中国古代の神話とチリについて、中国大陸をモデルとした「山経(さんけい)」(南山経・西山経・北山経・東山経・中山経)と、海のかなたに存在する世界をモデルとした「海経(かいけい)」(海外経・海内経・大荒経)とに世界を区分し、それぞれの地域の地理・山脈・架線・産物・習俗などを記載しています。
 画像中の矢印で示しているのは、中国大陸より南、海のかなたに存在するといわれている「貫匈国」の住人。胸に穴が開いています。
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弘賢随筆 特095-0004
江戸時代の資料にも「貫匈国」の住人が登場しています。
『弘賢随筆』は、屋代弘賢(やしろひろかた1758-1841、幕臣で能書家・故実家・蔵書家)の手元にあった雑稿をとりまとめ、全60冊につづったもの。画像は「貫匈国」の住人の挿絵。
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三才図会 別029-0001
「天・地・人」(三才)にあるあ文物を、天文・地理・人物の項目に分類し、図解入りで解説した百科事典のような書物で明の王圻(おうき)が編纂。
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和漢三才図会略 210-0009
寺島良安(江戸中期の医者)が『三才図会』をもとに、日本の文物を増補した書物。正徳5年跋刊。
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