国立公文書館 企画展「ようこそ 歴史資料の宝庫へII ―未知なる場所への道しるべ―」1

国立公文書館の今度の企画展は、「ようこそ 歴史資料の宝庫へII ―未知なる場所への道しるべ―」。
重要文化財が多めの展示会です。

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廬山記と地方志
廬山記(ろざんき)
中国の景勝地として有名な廬山の観光案内書です。全5巻。

こちらは何層の紹興年間(1131-1163)に刊行されたと考えられ、豊後佐伯藩主の毛利高標(1131-1163)の旧蔵書。
文政11(1828)年に江戸幕府に献上され、紅葉山文庫へ。昭和30(1955)年、国の重要文化財指定。
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白氏文集 315-0015
 唐の詩人・白居易(772-846)の詩文集。
元和4年(1618)刊、和学講談所(1793年に幕府によって創立された国学の学問所)旧蔵。全15冊。
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上の画像で「遺愛寺の鐘は枕を欹(そばだ)てて聴き、香炉峰の雪は簾を掲げて看る」という部分が朱筆で傍点がつけられています。これは下の画像「枕草子」(特027-0016)の赤矢印の部分とリンクしています。

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【現代語訳】(中宮定子が)「少納言、香炉峰の雪はどうよ?」とおっしゃったので、(私は人に)格子戸をあけさせ、(私が)簾を高く巻き上げると、(中宮定子は)お笑いになられた。
ということで、白氏文集を読んでいた時に『枕草子』のこの逸話を思い出して目印をしたと考えられます。

廬山記 202-0046 元禄10年 昌平坂学問所旧蔵
虎渓三笑(こけいさんしょう)のシーン。
虎渓三笑とは、主人公の慧遠(えおん334-416)は、高僧で修行している東林寺の前にある川「虎渓」を渡らないという誓いを立てていたのですが、二人のお客さんを見送るときに、会話に夢中になって、気づかずに虎渓を渡ってしまう。それに気づいたとき、お客さんたちと大いに笑ったというお話。
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御書物方日記 257-0002
将軍の蔵書庫を管理していた「書物方」の業務日誌で、享保4年(1719)から安政4年(1857)までの記録を、全209冊につづっています。享保7年(1722)9月16日の条には、「保定府志」「真定府志」を含む12の「地方志」が蔵書子から取り出され、徳川吉宗のもとへ届けられたことが記されています。
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