教員のための国立公文書館見学ツアー

国立公文書館マニアが高じて教員のための国立公文書館見学ツアーに行ってきました。

2階の修復室です。手作業による修復作業をしています。
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いろいろな修復。虫食いの場合虫食いの形に和紙をあてて生麩糊(しょうふのり;小麦粉からグルテンを取り除いたデンプン)ではったり、虫食いの多い紙は裏から1枚の紙を貼ったり、リーフキャスティング法というものもあります。
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本の水分を取ったり、しっかりとのりづけするために使うプレス機。新しいものから古そうなものまで何台かありました。
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地下2階の書庫も見学しました。書庫は地下3階、4階もあり、地上だと公文書館の建物と代官町通りに面した門の間が妙に広いのですが、実は地下は書庫なのでした。

入り口。土足厳禁なので靴カバーをしてはいります。カードがないと入れませんが、そのカードも職員ならみんな持ってるというわけではないです。ちなみに消火設備は水が使えないので二酸化炭素です。ですが、二酸化炭素は人体に有害なので火災発生時にスイッチを押せるか、という問題もあるそうです(参考)。

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書庫の中。照明はUVカットの蛍光灯、温度22℃、湿度55%、燻蒸のにおいがします。ただし本館では燻蒸の設備がなく、つくばの分館で行っているそうです。
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資料は平積みに保管されています。現代の本のように背表紙にタイトルがわからないなどの理由から。ちなみに3.11ではほとんど被害はなかったそうです。
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古いほど状態が悪い、とは限りません。終戦直後の紙は物資不足で質が悪いため茶色っぽくなっているものが多いのですが、意外に明治のものの方が白かったりします。
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棚は丈夫なステンレスですが、結露で資料が傷むのを防ぐため、棚の段を紙でカバーして、その上に資料を置いています。意外なことに手袋は使和ず、素手で資料をもちます。手袋はすべって落とす危険性があるためです。資料を落とすことは気にしていて、台の上か箱に入れて基本的に資料は「もたない」ようにしているそうです。
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個人情報があるなどの理由で専門官のチェックを経てからでないと公開できない物もあります。
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厚生労働省から広報資料として移管された「けんけつちゃん」。これも「公文書」なんだそうです。
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